2位・ソファ

「横幅は大きいのに思ったほど座れない」(神奈川県 30代男性 会社員)
「奥行きがありすぎて腰をつけると床から足が浮く」(大阪府 50代女性 会社員)

部屋
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テーブル以外に後悔することが多いものにソファがあります。とくにソファは「ショールームで見たときはそれほど大きさを感じなかったのに、家に置いたら大きすぎた」など大きさに関する後悔が多くなっています。

そのほかにもソファはデザインや仕様についての後悔も多くなっています。ソファはそのデザインから、ひじ掛けがあるタイプ(図表3)とひじ掛けがないタイプ(図表4)があります。ゆったりくつろぐにはひじ掛けがあったほうが、身体もあずけられるので良いのですが、ひじが大きすぎると反対に座る面積が狭くなってしまいます。そのため場所をとる割には「窮屈」「家族で座れない」などの後悔が生まれます。例えば同じ幅140センチの2人掛けソファを比べてみた場合、ひじ掛けのないソファは2人でゆったり座れますが、ひじ掛けがあるソファの場合座面の幅が108センチ程度になり2人ではゆったりと座れません。

【図表3】140センチの2人掛けソファ(ひじ掛けあり)
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【図表4】140センチの2人掛けソファ(ひじ掛けなし)
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奥行きが深いソファは足が疲れやすい

このような点からひじ掛けのあるタイプのソファを検討する場合は、全体の大きさ以外に、家族何人で座れるか、座ったときに窮屈でないかなどについてもショールームで確認しておきましょう。

そのほかソファの奥行きが深すぎるのも後悔のもと。奥行きが深すぎると、ソファに深く腰掛けたときに、とくに身長の低い女性などは足裏が床から浮いてしまうのです。足裏が床から離れていると足がぶらぶらするため、疲れやすく落ち着かなくなります。

そこで足裏を床につけるように座るためにはソファのはしのほうで座ることになり、腰を痛めたりゆったりくつろげないなどの後悔につながります。このように奥行きが90センチ以上あるソファや外国製のソファを購入したい場合は、必ず座り心地を確かめると同時に、深く腰掛けたときに足裏が床につくかどうか確認してみましょう。