狭い部屋に円形テーブルは要注意

なかでも多いものが、円形テーブル。デザインに丸みがあり部屋がやさしい雰囲気になることや、角がないためお子様にも安心などのメリットがありますが、直線部分がないため壁などに寄せてレイアウトすることはできません。

【図表1】長方形テーブルと円形テーブルのレイアウト例
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そのため上の図表1のようにおなじ4人掛けテーブルで比べた場合、スペースをとるため狭い部屋で使用すると窮屈になったりレイアウトできない場合もあります。

【図表2】同じサイズの長方形円形テーブルの比較
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またテーブル面積も角の部分がないため図表2のように、まったく同じサイズの長方形テーブルと比較して小さくなります。そのため有効面積が狭くあまり食器が置けません。また仕事など作業をする場合はテーブル面の角にひじを置くことができないため、書き物やマウス操作などの作業がしにくかったり、腕が疲れるなどのデメリットも発生します。

脚が中央にあるタイプはひっくり返るリスクが高い

そのほか円形テーブルの中でもデザイン的に脚が中央にあるタイプは、4本脚タイプの円形テーブルよりバランスが悪く、天板のはしに力をかけたときひっくり返る可能性もあります。

脚が中央にあるテーブル
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このような点から円形テーブルはデザインをインテリアのアクセントにしたい場合にはおすすめですが、スペースに余裕がなかったり、仕事や勉強で使う場合にはやめておいた方がよいでしょう。