下手に受けない下ネタならやめたほうがいい

むしろ、人を笑わせたり、和ませるトーク術を持っているほうがかっこよく見えますし、異性にモテることにもつながります。

気を付けなければいけないのが下ネタです。

笑いと同じように、下ネタも前頭葉を使う要素があるのですが、異性の前では注意してほしいのです。

私が理想的な生き方をしていると思っているタレントの1人に、俳優の高田純次さんがいます。

彼はついつい下ネタ的なトークをしてしまうのですが、それでいて不快な感じがまったくありません。だから、彼の下ネタは天性のものだと思っています。

高田さんのような下ネタは、才能がないとできません。下手に受けない下ネタを言うと、異性が不快な思いをすることもあるので、自信がない人はやめたほうがよいでしょう。

女性のいない居酒屋談義で、おじさんたちどうしで、くだらない下ネタで盛り上がるのは別にかまいません。でもそこに1人でも女性が会話に入っているなら、下ネタはNGです。

今のご時世、場合によってはセクハラになることもあるので、注意してください。

夫婦で異性とのつきあいの範囲を決める

60代や70代の恋愛を推奨していますが、パートナーがいる人は恋愛をしてはいけないのでしょうか。

どちらかというと、日本は女性の浮気に厳しいような気がします。

女性が妻子ある男性と恋愛すると、有名人なら週刊誌に「略奪愛」とか書かれて、さんざん叩かれます。それに対して、男性の浮気に対してはメディアの追求も甘いですね。

男性に浮気をさせない代わりに、女性も恋愛を自主規制する。それが今の日本の考え方のような気がします。

だったら、男性の浮気を許容する代わりに、女性も浮気してもよいと私は思っています。

もはや夫婦間に愛情やトキメキがないのなら、お互いに別の異性とつきあったらよいのです。そうすれば、性ホルモンの分泌もよくなり、お互いの見た目も若返ります。

夫婦がそれぞれ、外で異性とおつきあいをして、家に戻ってきて、お互いの魅力を再発見するとしたら、それはそれでよいことだと思います。

そのためには、事前に夫婦間で、お互いに異性とつきあってもかまわないということを了承しておくことが重要です。

リビングでおしゃべりするシニアカップル
写真=iStock.com/maruco
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