そろそろ“タイムリミット”は近づいてきている

18歳を子どもとしてのひとつの区切りとするならば、あと4年のうちに彼は小学校3年から学んできたことを武器になにで生きていこうとするのか、そろそろタイムリミットが近づいてきているなあと思ったりもします。中学生にもなって何を言っているの、というのは同じ世代の子育てをしてきた視聴者には割と共通した印象になってしまうため、若くして客離れによるオワコンを経験するのが果たして良いことなのかどうか。

出せる話題も乏しくなって、全国を漫遊する足となった「スタディ号」を売却する話を企画するも、最初は1000万円だ、2000万円の買い手がついたとはしゃいでいたものが、はしごを外すような「実は2000円でした」みたいなオチになっているのも、はしごを外されて落ちるさまを笑うというよりわらう感じになってしまうのももったいないことです。こんなはずじゃなかったんでしょうね。

そして、ふと正気に返ると、私も子どもたちと一緒に過ごせる時間もだんだん終わりに近づいて、彼らのために本当に何ができたのか、きちんと学んで社会で生きる能力・スキルを身に付けるに資する何かができていたのか、父親として自問自答したりするのです。かつて、私の父親が私に対して思っていたのと同じように。

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