「世界が核戦争を起こさないために」
さらに興味深かったのは、多くの人から、「この問題について教えてくれてありがとう」という感謝の声をもらったこと。「この映画がもっとアメリカ人の核に対する関心を高めてほしい」「世界が核戦争を起こさないための注意喚起になってほしい。そのための映画」と話す人もいた。
まだ映画を見ていない人からも、今回の対話で観にいく気になった、もっと歴史を知りたくなったという声が聞かれた。
見た人も、まだ見ていない人の間でも話題が広がっていく。それだけでも戦争について考えるきっかけになり、さらには、自分たちの国の歴史に真摯に向き合うことの重要さと難しさを、同時に伝えている作品でもある。
ぜひ日本でも公開され、皆さんがそれぞれの目で判断する機会が訪れることを願っている。