転職先の社風や働きやすさを知るためには、どうしたらいいのか。キャリアカウンセラーの中谷充宏さんは「転職口コミサイトの情報は、リアルな情報が集まるので見ておくべきではあるが、信ぴょう性の怪しいケースもある。SNSを使って、実際に勤務している社員や元社員から直接話を聴くのが最善だ」という――。(第1回/全3回)

※本稿は、中谷充宏『20代~30代前半のための 転職「書類」受かる書き方』(秀和システム)の一部を再編集したものです。

ビジネスマンインターネットオンライン求人検索アプリケーションコンセプト
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「転職エージェント」に登録する

転職しようかな、と考えたら、まず何から始めれば良いでしょうか?

IndeedやリクナビNEXTのような「転職サイト」で、とりあえず自分に合いそうな求人を探してみるのも「あり」ですが、転職への本気度が高いなら、まずは「転職エージェント」への登録をお勧めします。

転職エージェントとは何か、ピンとこない人もいるでしょう。

登録すると、担当(キャリアアドバイザー)が一人つきます。担当となったキャリアアドバイザーが、求人情報の提供や面接の調整、年俸交渉まで、転職全般をサポートしてくれるというサービスです。代表的なものとしてリクルートエージェントやビズリーチがあります。

一方、既述のリクナビNEXTといった「転職サイト」は、たくさんの会社から求人広告を集めて掲載しているサービス。利用者は、必要情報を登録した後に、自ら(掲載されている求人に)応募していくというものです。

今は転職エージェントと転職サイトの双方が登録情報を共有するなど、乗合いしていることもあり、境目や違いがわかりにくくなっていますが、まず両者の特徴を理解しておきましょう。

誰でも利用できるわけではない

転職エージェントは、転職希望者は原則無料で使えます。至れり尽くせりのサービスと言えます。

ただ、誰でも利用できるものではないのが最大の難点です。

というのも、このサービスは、転職希望者の採用が決まった場合、求人を出した企業から想定年収の30%前後を、転職エージェントが手数料としてもらうしくみで成り立っています。

たとえば年収400万円であなたの採用が決まったら、約120万円の手数料が動きます。

それなりに高額なので、会社が対価を支払う価値があると認める「売れる人材」しか取り扱わないのがセオリーです。

ただし、若手だと「未経験でもOK」という求人を扱っている場合もあります。「私なんて、アプローチしてもどうせダメだろう」と自己判断せず、まずは登録から始めましょう。