地政学とはどんな学問なのか。経済評論家の上念司さんは「現代地政学の基礎として、世界の国を『ランドパワー』と『シーパワー』の対立構造にあるという考え方がある。この場合、シーパワーである日本にとって、中国というランドパワーとの間にある韓国は『橋頭堡』と呼ばれる足掛かりになるため、非常に大切な存在だ」という――。
※本稿は、上念司『経済で読み解く地政学』(扶桑社)の一部を再編集したものです。
国際情勢は「ランドパワー」vs「シーパワー」
現代における地政学は、いくつかの仮説によって構築された理論体系を意味します。その中で最も有名な仮説が、「世界はランドパワー対シーパワーという構造で出来ている」という仮説です。
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