不動産投資に必要なのは「絶対的な法則」
これを読んでいただいている方は、不動産投資をしたいと思っている方、興味を持っている方だと思います。せっかくそう思っても、間違った方法で投資してしまうと、不労所得どころか借金を背負うことにもなりかねません。
冒頭でも述べたように、不動産投資に関する情報はたくさんありますが、本当に必要なのは「詳細な知識」ではなく、「絶対的な法則」です。
どんな間取りがいいか、立地は駅徒歩何分までか、なども大切ではありますが、大したことではありません。
人口減少&低成長の日本においては、
●家賃が下がったとしても赤字にならない物件を選ぶ
●価格の上昇は期待しない
●一棟建てに絞る
●物件探しと同時に金融機関巡りをする
●価格が高い間は手を出さず、機が熟すのを待つ
など、「経済環境や社会情勢に合った」「絶対的な法則」が重要なのです。
売ってなんぼの不動産会社が「待つ」などと言うのもどうかと思いますが、それが不動産投資の神髄です。
誰でも儲かるわけではない。
では儲かるにはどうすればいいのか。じっくりお話しします。
ワンルーム投資は地獄への片道切符
ワンルーム投資で絶望の淵に立たされている人から、多くの相談が寄せられます。
どうして損をしてしまうのか。
逆説的ですが、そこには不動産投資で成功するための教訓が隠れています。
ワンルーム投資は年収500万円くらいあれば始めることができ、頭金ゼロもしくは10万円程度の少額で購入可能、というのが最大のセールスポイントです。
不動産投資を行うには、多くの場合ローンを組む必要がありますが、会社員などが不動産投資のために融資を受けるのは難しくなっています。そのため、「融資が受けられる」というのはとても魅力的に聞こえるのです。「資金もほとんどないのに、ローンを組んで不動産投資ができる。ローンは家賃で返済すればいいのだし、毎月、不労所得が入ってきて、マンションという資産が持てる!」などと舞い上がってしまいます。不動産会社によっては、「銀行が融資をしてくれるのは、いい物件だとお墨付きをくれたようなものです」などと言うこともあるようです。
しかし、ワンルーム投資への融資をしているのはごくごく一部の銀行で、物件が優れているから融資をしているわけではありません。