実は神話や聖書からの引用頻度は高い
①より格式の高い英語(接客業などに必要な英語)
TOEIC L&Rテストの範疇を超える尊敬語や謙譲語なども使いこなすには、それ相応の表現や言い回しを覚える必要があります。
②教養的な内容(神話や聖書、格言など)
ビジネスシーンの会話で意外と登場するのが、神話や聖書からの引用や格言などです。比喩表現としてかなりの頻度で使われるので、知っておくと一目置いてもらえるかもしれません。
また、逆に日本の文化などについても語れるようになっておくとよいでしょう。
「くだけた英語」の使いすぎには注意が必要
③時事的な内容(ニュースや政治事情)
業務に直接関係ないことでも、同僚との会話では時事的なニュースが話題になる場合は多いです。
そのような際に話についていくことができないと、人として軽んじられてしまうケースがあるのは、日本でも同じかもしれません。
日々のニュースを日本語でチェックしている人も、今後はCNNやBBCなどの動画サイトなどを見聞きして、キーワードをおさえつつ、内容を理解してみてください。
日頃から常に目と耳で最新のニュースを追うようにしておけば、不意に会話で時事問題が話題になったときも、戸惑わずにいることができるでしょう。
④慣用表現やスラング
ネイティブの同僚と仲良くなればなるほど、スラングや慣用表現などが登場する頻度が高くなります。無理して覚える必要はありませんが、映画や小説、海外ドラマなどで使われる「くだけた英語」を知っておくと、それらが聞き取りやすくなります。
ただし、フォーマルな会話が身につかないうちに慣れ親しみすぎると、取り引き先や顧客に対しても、その場では使うべきではない表現をうっかり使ってしまう可能性があるので注意が必要です。
基本的にTOEIC L&Rテスト対策の教材を使った勉強だけでもまずは十分だとは思いますが、①〜④を学ぶことができる教材も使うと、よりビジネスシーンで使える英語能力が養われていきます。