「ダラダラしてしまう」は行動パターンの問題

朝早く起きると、不思議なもので、ダラダラしなくなるのです。早起きをすると、気分が引き締まるというか、ものすごく身体の調子がよく感じるので、仕事などもホイホイと片づけることができるようになります。

実を言うと、私はずっと夜型人間でした。「夜のほうが、仕事がはかどる」と自分で思い込んでいたのですが、これは単なる思い込みでしたね。というのも、朝型人間になったら、さらに仕事がはかどるようになりましたから。

早寝早起きをしている人で、ダラダラしている人というのは、あまりお目にかかりません。みなさんもそうでしょう。みなさんの知り合いのうち、早起きの人を思い浮かべてください。

きっと、ものすごくバイタリティーにあふれていて、エネルギッシュな人ばかりではないでしょうか。

逆に、毎日のように夜更かしをしている人はどうでしょう。こういう人は、何となくやる気がなさそうな顔をして、ダラダラしている人が多いのではないでしょうか。

「ダラダラしてしまう」というのは、意思力が弱いとか、性格の問題ではありません。行動パターンの問題です。そして、行動パターンを夜型から朝型にスイッチすると、ダラダラぐせも自然に直すことができるのです。

週末でも少しだけ仕事をするほうがラクできる

仕事とプライベートのバランスをとることは重要です。しっかり働くだけでなく、しっかりと休憩をとる。そうやってバランスをとるからこそ、人生は充実することは言うまでもありません。

とはいうものの、週末だからといって、思いきりハメをはずして、遊びまわっていいのかというと、そうとも言いきれません。

かくいう私は、週末でも少しだけ仕事をしています。さすがに平日ほどではありませんが、それでも数時間は仕事をしているのです。なぜかというと、そのほうがラクだから。

週末だからといって遊びすぎると、かえって翌日の月曜がものすごく負担に感じるのです。

週末だからといって夜更かしすると、体内のリズムが崩れます。そしていったんリズムが崩れると、元に戻すのにとても苦労します。したがって、月曜日が余計にきつく感じられてしまうのです。

月曜日にモチベーションがあがらず、ダラダラするくらいなら、週末にも平日となるべく同じような生活リズムをしていたほうがいいでしょう。