誘いを断ることを正直に話すと案外歓迎される

自分のスケジュールを他人との付き合いより優先させることはおかしなことではない。

もし自分が誰かに「今日は用事があって、会えなさそう」と言われたと考えてみよう。気分を害す? 多分そんなことはない。

また反対に、相手の気持ちを汲んで、私がスケジュールをキャンセルし一緒に時間を過ごすとしても、相手は私の予定を知らないから、別に感謝したり、申し訳ないと感じることもないはずだ。

自分のスケジュールを優先する自分勝手な人だとされるなら、そう思わせておけばいい。私にも時々「付き合いが悪いな」「休み休みやれば? 今日はお酒でも飲もうよ」と茶々を入れる人たちがいる。

そして彼らを無視したところで何も起こりようもなかった。そもそもみんなが私の目標と計画を理解し、認めてくれるだろうなどと期待していないからだ。

何のために相手の誘いを断るのか、正直に話せばむしろ人間関係はもっと良くなるかもしれない。

一緒にランチをする同僚に「運動を始めたんです。当分、お昼は一人でさっと食べて運動にあてようと思ってます」と言ったところ、自分も刺激を受けたという話を聞いた。

毎日のように会っていた友達に「本を執筆してみたいと思ってる。意外と時間がかかるみたいだから、しばらく連絡しなくても許してくれるかな?」と切り出したら「出版されたら、絶対買う! 何かできることがあったらいつでも言って!」と言ってくれた。

キム・ユジン(著)、小笠原藤子(訳)『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(文響社)
キム・ユジン(著)、小笠原藤子(訳)『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(文響社)

夜の集まりに付き合いが悪くなった私に残念がる友達には「私、明け方に起きて自分だけの時間を持つことにしたんだ。私にとってすごく必要な時間だから、しばらくは早く帰って早寝しようと思う」と正直に説明したところ、嫌な顔一つせずに「会えるようになったら連絡して」と言ってくれた。

一時だけの楽しみを自分磨きと引き換えにしてはいけない。

他人の説得に簡単に丸め込まれる人生は、結果的に安定しない。私も最初は他人の誘いを断らないことが他人への配慮だと思い込んでいた。

でも突き詰めて考えると、そうではなかった。自分より他人を優先させ、それによって抱くなんともいえないやるせなさを配慮と称して自分をなだめる言い訳にしているだけだ。

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