店は狭く、店名は筆記体で書かれていることが多い
歌舞伎町のぼったくりバーは、チェーンの飲食店が目立つ歌舞伎町一丁目、ラブホテルやホストクラブが多くある歌舞伎町二丁目のどちらにもあるが、やはり人通りが少し減る二丁目に多い傾向にある。それも、路面店ではなく1フロアにいくつものバーが入った雑居ビルの2階以上にある。
また、被害に遭ったAさんと大学生の男性ともに、店内はカウンターにテーブル席がひとつの計10人ほどが入れる店で、ほかに客はいなかったという。そして、店名は筆記体の英語で書かれていることが多い。シラフでも簡単に読めない店名を、酔っ払っている状態で覚えられるわけがないからだ。
連日の報道によりマッチングアプリを使ったぼったくりの手法は世間に広く知られつつある。だが、客の油断を突くような新たな手法が私たちの知らないところで日々生まれていることを忘れてはならない。