図表3は、2022年の開成の問題ですが、2×7マスの暗号を作るという題材で、独自の条件が設定されています。問題自体は、場合の数でそこまで難しくないのですが、問われていることを読み解く力が求められます。

このように、場面設定や条件がユニークだったり、会話文形式の問題文に穴埋めをするなど出題方法をアレンジしたりしているものが増えてきたのが現状です。開成などのトップ校だけでなく中学入試全体的な傾向で、今の大学入試改革の流れとも共通します。

算数以外でも、たとえば理科では、19年に麻布で「おいしいコーヒーを入れるための焙煎ばいせん方法」について出題されました。これは熱の伝わり方の問題なのですが、理科的なモノの見方で日常のことに目を向けているかどうか、興味・関心が問われています。