「距離感が近過ぎる」と言われる人の共通点

ちょっとしたひと言で気まずくなる
人をワクワク楽しませることができる
こんなことで悩んでいませんか?

○ 「距離感が近過ぎる」と言われることがある
○ 相手と親しくなると、つい軽はずみな言動をとってしまう
○ 自分では「面白い」と思って口にしたことで、相手を傷つけたり、反感を買ったりしたことがある

自分にとって楽しいから、そして相手もきっと面白がってくれるに違いないと、うっかり軽はずみな言動をとってしまうことがあります。

そういったことがあると、

○ 友達の間での評判や、職場での評価を下げてしまう
○ 楽しい場に呼ばれなくなる……

といった、悪い事態につながってしまうかもしれません。

なぜ「悪気なく相手を傷つけてしまう」のか

変身ポイントは「サービス精神」

なぜそんなことが起きるのでしょうか。

それは、変身ポイントである「サービス精神」がマイナスにあらわれているからです。

「サービス精神」とは、相手を喜ばせ、楽しませ、うれしい気分にさせようとする気持ちのこと。そんな人がその場にひとりいるだけで、雰囲気はパーッと明るくなり、みんながリラックスして話せるようになるものです。

ここでの悩みのように、「悪気なく相手を傷つけることがある」といった「サービス精神」がマイナスにあらわれていることも、自分にとっての大きなエネルギーにできるのです。

「サービス精神」がマイナスにあらわれると

では、なぜ「悪気なく相手を傷つけてしまう」のでしょうか。

それは、「相手をクスッと笑わせたい」「なんとか打ち解けたい」という気持ちが、独りよがりになってしまうことがあるからです。

誰しも悦に入れば、周囲が見えなくなってしまうもの。

そんなとき、その場の空気感に流されて、調子に乗ってちょっと悪態をついたり、オヤジギャグを連発したり、相手を不必要にイジったりしてしまうことはありませんか。

芸人の世界では、相手を「落とす」ことで笑いをとる手法もあるようですが、一般の世界ではなかなか受け入れられにくいもの。

結果として、「サービス精神」のつもりでやったことが、かえって相手を不快な気持ちにさせてしまうことにつながるのです。

けんかの後、互いの顔も見ない気まずい空気
写真=iStock.com/Antonio_Diaz
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