貯蓄をきっちり積み上げていくには、夫婦間のコミュニケーションも不可欠、と西山さんは語る。

「夫婦でそれぞれが収入を管理している場合、貯金が思っていたより少ないことがあります。それぞれの収入に合わせて貯蓄割合を決めて、1年に1度はいくら貯まっているか報告し合いましょう」

貯蓄計画を確認し、足りなそうなら、早急に家計を見直そう。

「どちらかが専業主婦(夫)やパートの場合は、働き始めたり働き方を変えるなどして、世帯収入を増やすことを検討しましょう。共働きの場合は、夫婦で家事・育児を協力し、収入を得続けることが大事です。また、支出を見直しましょう。スマートフォンを格安SIMに変えたり、保険を見直したり。この二つだけでも、年に何十万円と支出をカットできることもあります」

家計の見直しには専門家に相談するのも一考だ。

「収入や貯蓄額、子供にかけたい教育費は、それぞれの家庭で違いますから、一度ファイナンシャルプランナーに家計相談するとよいでしょう。そのときは、ぜひ夫婦で足を運んでください。お金のことは、苦しくなってから立て直そうとすると選択肢が減ってしまいます。早めに準備しておけば、安心できます」

教育費の不安を解消するには、先手必勝。不安を感じたら早めに対応することが大事だ。まずは、自分はどうしたいかを明確にし、夫婦ですり合わせることからはじめてみよう。

以下、個別の世帯ケースで具体的に2つの家計を見ていこう。