発達障害の親をもつと子どもはつらい思いをする
このタイプの親をもつと、子どもは親から共感を得られず、非常につらい思いをします。
また、こうした親のもとでは、子どもは愛情に飢えます。
一方、ASDの積極奇異型は人の話を聞かない傾向があります。
このタイプの親はしばしば「ワンマンな暴君」になりがちです。
子どもを精神的な「ヤングケアラー」に仕立てる
親が発達障害の家庭では、ほかにもさまざまな問題が起こります。
親が片付けできないので、家の中が雑然としている。
料理ができないか、非常に時間がかかる。
親が朝起きられないため、弁当をつくってもらえない。
など、家事でもトラブルの連続です。
父親がASDの場合、母親が寂しさを募らせ、子どもに依存するケースがあります。
子どもを自らのカウンセラー役に見立てて、愚痴や悩み事を話していることもあります。
これはある意味、子どもを精神的な「ヤングケアラー」に仕立てているのです。
また、親が発達障害の場合、夫婦間のコミュニケーションにつまづき、関係が悪化するケースも多くみられます。
発達障害の親が不倫に走るケースも多いです。