「一日の食べる時間帯を12時間以内に抑える」

最後にご紹介したいのが、第10位の『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』。

柴田重信『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』(講談社)
柴田重信『脂肪を落としたければ、食べる時間を変えなさい』(講談社)

一日の中で食べる時間を制限する「プチ断食」。アンチエイジング効果やダイエット効果が期待できるとされ、近年話題になっています。

ダイエット目的でプチ断食を試したけれど、思うようにやせなかった――そんな方は、ぜひ本書を手に、再チャレンジしてみてください。

ポイントは3つ。「一日の食べる時間帯を12時間以内に抑える」「夕食の糖質を抑える」「食事は朝食からスタートし、朝食:昼食:夕食の割合を1:1:1にする」です。

朝食では、午前9時ごろまでに、体内時計を動かす食べ物をとるのがカギとなります。

特におすすめなのは、インスリンが出やすい食べ物。糖質はマストで、鮭やさば、さんま、いわし、野菜や肉、大豆、野菜や海藻も効果的です。つまり、昔から食べられてきた「ご飯と魚と納豆」という朝食が理想的だといえるでしょう。

確かなデータに基づきつつも、ダイエットや美容・健康に役立つ内容をわかりやすく教えてくれる本書。春夏に向けてスタイルアップしたいなら、今すぐ読んでみてください。

今月も、話し方・聞き方から地政学、ビジネス心理学まで、幅広いジャンルの本がランクイン。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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