女性が落札した男性に排泄物を冷凍して送る

彼が運営しているサイトでは、女性たちがこぞって使用済みの下着や排泄物を出品している。日々、熱量を感じる取引がモニター上でされている。

まず、売っているのは下着全般、それと排泄動画とか、おしっことウンコとか排泄物も売買されています。女性が落札した男性に排泄物を冷凍して送る。男性も女性も、田舎の人が圧倒的に多くて、まさに全国津々浦々です。
女性利用者はシングルマザーとか、就労収入が低い地方の貧困女性が中心で、ブルセラで生計を立てるというより、お小遣いの足しになっている。
だいたい稼いでいる人で月20万円で、その領域では頂点。ほとんどは月3〜5万円が平均です。パート代にプラスアルファみたいな感じです。

女性利用者は8割以上が地方在住という。使用済み下着を販売する女性は18歳~20代後半がメイン、購入する男性利用者も8割以上が地方在住で、年齢は40代、50代だという。

女性もいろいろで顔を出して売る人もいるし、隠している人もいる。嘘の写真を載せている人もいる。だけど、本当か嘘かは、こっちからは確認できません。下着の世界も、美人とかかわいい子に価値が認められやすい。
あと重要な要素は、臭い。臭ければ、臭いほど人気と価格はあがります。“あまりにも臭い”って人気を博している女性もいます。

「わいせつ物とならない映像」が販売の前提条件

岸田悠馬は、Macのキーボードを叩くと、運営するサイトを見せてくれた。使用済み下着、熟女、靴下、排泄物とサイトが分かれている。

ウェブサイト
写真=iStock.com/milindri
※写真はイメージです

メインの使用済み下着に行くと、ランクインする若い女性たちの写真がズラリと並び、出品が新しい順番に販売されている下着が並ぶ。価格は2000円、3000円が多く、あらゆる分泌液で汚れまくった6500円の下着が最も高かった。

そして排泄物のサイトに行くと、女性の年齢は少し上がる。大便の排泄自画撮り動画の販売が中心で、価格は2000~3000円。尿、大便そのものも販売されるが、ともに2000~3000円くらいの価格帯だった。

大便の排泄動画を撮る女性たちは、性器が見えないように工夫を凝らし、わいせつ物とならない映像が販売の前提条件だと言う。変態向けに自分自身の排泄映像を販売するのは、立派な同人AVである。

うちは変態に特化したニッチなので、若い女の子よりも、大便を売っている変態相手のほうが強い。女性たちは大便をするたびに動画を撮っている人が多くて、毎日違う映像を売っている。
大便はタッパーに入れてそのまま送ったり、冷凍する人もいて、それぞれ。僕も誰が買うのって信じられなかったけど、日本は変態性癖の男性が多くて、驚くほど需要がある。