上司や同僚に報告するつもりでメモを取る

そして、文章にするときには、メモを見ながら内容に感想をかぶせていく。

上阪徹『文章がすぐにうまく書ける技術』(日本実業出版社)
上阪徹『文章がすぐにうまく書ける技術』(日本実業出版社)

まず内容があって、それについての感想があるわけですから、書くのにそれほど戸惑うことはありません。ボリュームもすぐに稼げます。

書くことがない、なかなか書けない、ということはなくなるのです。

メモという「素材」がたっぷりあるからです。

それこそ、上司や同僚に、あとから同じことを報告できるようにしよう、くらいのつもりでメモを取っていくといいと思います。

あとで文章にする、報告する、と思えば、「何を伝えようか」と「素材」に自然に意識が向かうようになります。

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