たとえ6000万円でも即完する
フェラーリとしては、ピュアな顧客である日本市場に、もっとV12モデルを買ってもらいたいという意思の表れなのかもしれない。それはそれでありがたい配慮だが(個人的には無縁ですが)、富裕層にとっては、1000万円くらいの価格差は無関係。たとえプロサングエの価格が6000万円だったとしても、同じように争奪戦になっただろう。
プロサングエの注文を許された選ばれし日本のフェラーリユーザーたちは、「俺のはいつ納車になるのかな」と、みな心待ちにしている。早く納車されることこそが、最高のステータスなのだから。