問題解決はスヌーピーに学べ

ビーグル犬のスヌーピーで知られているマンガ『ピーナッツ』に、次のような言葉があります。

「配られたカードで勝負するしかないのさ」

問題解決であれ目標達成であれ、そのときに持っているカードで戦うしかないんですよね。イケメン、背が高い、芸能人の息子……、なんでもカードになるんです。手持ちのカードが何もないと思い込んでいる人は、自分にはどんなスキルがあるのか、一度書き出してみるといいと思います。

では、書き出しても、戦えるカードが一つも見つからないという人は、どうしたらいいのでしょうか。

そういう人は、発想を変えてみてください。

自分の欠点を手持ちの「カード」として使うのです。

短所は自分にしかない武器になる

僕の知り合いに、中卒でIT企業の経営者になった人がいます。その人は、いつも初対面の相手に「自分は中卒だ」と自己紹介するんです。経営者なので学歴なんてどうでもいいと思うのですが、中卒って言うと珍しがられて、相手が話に食いついてくるそうです。

西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)
西村博之『ひろゆき流 ずるい問題解決の技術』(プレジデント社)

その人自身は仕事ができるにも関わらず、「言っておくと有利になるカード」があるから使っているわけです。

このように、マイナス要素だと思いがちの欠点も、使い方しだいで、自分にしかない武器に化けます。お見合い50連敗でも、キモくてお金のないおっさんでも、コンプレックスや過去の失敗をあえてさらけ出してみると、あなたの手持ちのカードになったりするんですよね。

手持ちのカードが多ければ多いほど、人に興味を持ってもらえたり、会ってみたいと思わせられる選択肢が増えるのでトクをします。なので、自分にはどんなカードがあるのかを把握して、ふだんから手持ちのカードを増やすようにすると、いまよりも少し生きやすくなるかもしれません。

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