周辺ツールの活用でエバーノートが一層便利に

(1)エバーノートで情報を一括管理、一発検索

画像や紙のデータ、名刺などをエバーノートで管理することで、見たい情報にすぐアクセスできる。注意するポイントは無料版だと40MBの転送量しか提供されないこと(※雑誌掲載当時)。大量アップロードに備えて喜多さんは有償オプションに加入している。

(2)外出中でも気づきがあれば即撮影、即同期

エバーノートはiPhoneとの親和性が非常に高い。画像を撮影してすぐにアップロードすることもできるし、 PCで閲覧していたウェブサイトで役立つものをクリッピングしておいて、後から隙間時間にiPhoneから閲覧することも簡単だ。

(3)ウェブ、PCとの連携でデータ消失の心配がほとんど不要に

エバーノートにアップロードしたデータは、クラウド側はもちろん、PC用エバーノートをインストールしたPC側とも同期されるので、万一いずれかの機器が壊れてしまった際でもデータが失われるようなことはない。ウェブのクリッピングなどはPCのほうが作業しやすい。

(4)名刺や契約書の「なんでもスキャン」でらくらく管理

喜多さんはScanSnapというドキュメントスキャナーを愛用。名刺だけにとどまらず、クレジットカードや携帯電話の請求書など、生活に関わる書類もほとんどデジタルデータ化して管理している。保管する必要のない書類を処分できるうえ、ほしいときにすぐ探せる。

(5)無線LAN内蔵の記録メディアでデジカメ連携も簡単

普段持ち歩くデジタルカメラの記憶媒体には、Eye-Fiという無線LAN機能が内蔵されたSDカードを利用。転送先をエバーノートに設定しているので、無線LANに接続できる場所なら、撮った画像データをすぐエバーノートに取り込める。

※すべて雑誌掲載当時

(澁谷高晴=撮影)