生活そのものを若返りのステージにする
では、1日にどのくらい歩くとよいのでしょう。「1日に1万歩」「8000歩で十分」などとよくいわれますが、私の場合、歩数はとくに調べません。
生活そのものが若返りのステージですから、歩ける場所は歩く。それだけです。
たとえば、私はマンションの7階に住んでいます。朝起きたら、階段を使って1階のポストまで新聞をとりに行きます。そして、新聞を読みながら、階段で7階の自宅まで戻ります。これが毎朝の日課です。
もちろん、エレベーターを使ったほうが、どれだけ楽かわかりません。でも、エレベーターに乗ることは、体をミトコンドリアモードにするでしょうか。一回、体に楽をさせれば、ミトコンドリアが活性化する機会を一回失うことになります。そのぶん、老化が進み、若返りは遠ざかります。
外出先でも、なるべく階段を使うようにしています。駅の階段も、疲れているときには「エスカレーターに乗りたいな」と思うこともたびたびあります。でも、そんなときにはすかさず考えます。「エスカレーターって、ミトコンドリアモードだろうか?」すると、答えは自ずと決まります。
元気のあるときには、階段を2段飛びでパッパッパッと駆け上ります。たくさんの人が疲れた顔でエスカレーターに乗っている横を、自分は2段飛びで上っていく。「これこそ、ミトコンドリアモードだぜ」
これはなかなかに気持ちのよいことです。自分の若々しさを自覚できることもあって、ちょっぴりうれしくなります。ミトコンドリアモードを日ごろから鍛え、体が若返ってくれば、階段を駆け上ることも夢ではなくなります。
休日には、仲間たちと皇居の周りを1周歩きます。皇居1周は約5キロメートルでちょうど1時間。皇居外周というすばらしい景色を目にしながらのウォーキングは、心も体もリフレッシュさせてくれるのです。


