子育てをしながら働ける看護師の資格取得を目指す

かつてモデルの経験があり、結婚中もたまにバイトでイベントコンパニオンの仕事をしていた村瀬さんは、パートと並行して単発でモデル仕事も入れ、月15万ほど稼げるようになったそう。2、3年はそうして学費を貯めながら、受験のための勉強を続けると言います。

離婚直後はホステスの面接に行こうかと思ったそうですが、コロナ禍で水商売が打撃を受けていた時期でもあり、中長期的に子どもを育てながら働き続けることを考えた結果、看護師という仕事に行き着いたそうです。「またコロナ禍のような事態が起こったときにもクビや廃業になりにくい仕事を考えた」とも話していました。

村瀬さんの選択は決して楽な道のりではありませんし、今すぐお金が稼げるわけでもありません。それでも彼女は長く安定して働き続けられる仕事を求め、今は勉強に時間を使おうと思ったそうです。つみたてNISAもはじめて、月1万円の積立をせっせと続けています。

楽な方に流されていた人生を反省

村瀬さんは現在32歳。それまでの自分のことを「楽な方にただ流されるまま生きていた」と話していましたが、たしかにその分、貯金やキャリアがなく、人よりスタートは遅れてしまったかもしれません。

そこはご本人も後悔ポイントとして自覚されていました。しかし、彼女はまだ若い。いくらでもやり直しがききますよ、と私からもアドバイスをさせていただき、看護師になった後のマネープランも一緒に考えています。