今の巨人の野球はみっともない

広岡達朗『巨人が勝てない7つの理由』(幻冬舎新書)
広岡達朗『巨人が勝てない7つの理由』(幻冬舎)

高梨にしても大江にしても、一時抑えを任された中川にしても、ひとり1アウトのショートリリーフができるのなら左打者専用のワンポイントだけでなく、複数回のロングリリーフもできるはずだ。当人たちはワンポイントでも一生懸命務めるが、このまま年を取って引退したら「俺の野球人生はなんだったのか」と思うことになる。それでは遅いのだ。

監督はその試合に勝つためになんでもやる。しかし目の前の試合に勝ちたい、優勝したいのは巨人だけではない。

それでも巨人が常に日本一にならなければいけない球界の盟主なら、前述のオリックス戦のように投手を9人もとっかえひっかえつぎ込むような野球をするのはみっともない。

それも、2年連続でソフトバンクにやられっぱなしの日本シリーズならともかく、まだ6月の交流戦の継投だ。

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