脳のなかで最も早く萎縮(老化)し始めるのが、前頭葉だ。神経細胞の減少の加速は40~50代くらいから始まることがわかっている。医師の和田秀樹さんは「ライフスタイルや日常の習慣、嗜好や性向、思考法を少し変えるだけで意外に簡単に、前頭葉委縮を抑えることができるが、中高年に多い家庭内離婚・仮面夫婦は前頭葉を委縮させる恐れがある」という――。
※本稿は、和田秀樹『医者が教える50代からはじめる老けない人の「脳の習慣」』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
中高年以降の「脳」について知っておく
①前頭葉が萎縮してくる(=前頭葉の老化)
②脳内伝達物質(セロトニンなど)が不足してくる
③動脈硬化が起こる
④男性ホルモン(テストステロン)が減少する(男女とも)
②脳内伝達物質(セロトニンなど)が不足してくる
③動脈硬化が起こる
④男性ホルモン(テストステロン)が減少する(男女とも)
①前頭葉の萎縮……脳の前頭葉は、人間らしい「知性」――意欲・好奇心・創造性・計画性などを司る部分ですが、早い人で40代から縮み始める、つまり老化し始めます。萎縮が進むと、感情のコントロールがきかなくなったり思考が平板になったりします。
こちらは会員限定記事です。
無料会員にご登録頂くと、会員限定サービスをご利用いただけます。
30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
約5万本の全ての記事が閲覧可能
記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
会員限定イベントにご招待