4人家族の食費を月2万円で抑える強者インスタグラマーも

そもそもInstagramでは「節約系インスタグラマー」たちがしのぎを削っており、私も何度かコラボした経験があります。子ども2人を育てている駆け出しのインスタグラマーの主婦の方は、4人家族の食費を月2万円で抑えていて驚愕しました。

彼女はプチプラのキッチングッズを駆使し、お手頃な旬の野菜を使った“かさ増し”料理を多数紹介。「企業案件も舞い込むようになってきたので生活の足しにしている」と話していました。

3人のアラサー女性しかり、節約系インスタグラマー主婦しかり、皆さん上がらない給料の中で一生懸命、節約術に励んでいます。

現在29歳で年収300万円の佐々木さんは、手取りにすると月約20万円。学生時代から貯蓄に励んでいたおかげですでに1000万円の貯蓄を達成していますが、お金を使う時は「消費」「浪費」「投資」のどれにあたるかを常に考え、シビアにジャッジ。

将来のキャリアアップにつながる飲み会なら「投資」、生活に関わる食費は「消費」といったかたちで、無駄をとことん省く。「コンビニでの買い物は数年したことがない」と話していました。

女性に散髪を与える美容師
写真=iStock.com/maroke
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恋愛への興味は薄く「彼氏よりまずお金」

やはり大学時代から節約をしていた33歳の竹中さんは、すでに貯蓄額2000万円をクリア。「朝まで飲んだりカラオケで散財していつも金欠の同級生を冷めた目で見ていました」と語り、「しっかりした金銭感覚を持っていない人とは絶対に結婚したくない」と語気を強めていました。

そういえば3人とも恋愛への興味は薄く、「彼氏よりまずお金」と断言。なぜそこまで貯蓄や節約を大切に考えるのかと聞けば、水野さんは早期退職を考えて若いうちからお金を作っておきたいとう人生設計がありました。

佐々木さん、竹中さんは目標のためというより、「漠然とした将来不安」が消えないのだと言います。