今回のことは父にとって想定外ではなかったか
秋篠宮には、次女の結婚は、多くの国民が祝福してくれるものでなくてはいけない、それだけは譲れないという“覚悟”があった。
今回、本命と目される歯科医師とのお付き合いが、女性誌にすっぱ抜かれたことは、秋篠宮にとって想定外ではなかったか。
公務を増やして国民の不満を和らげ、今ひとたび「佳子さんブーム」を起こしたうえで婚約発表をする。そうすれば、秋篠宮に吹いていた逆風もひとまず落ち着くのではないか。
そんな目論見は外れた。人物が特定されたから、週刊誌の取材攻勢は昼夜を問わず激しくなり、相手の男性が音を上げ、離れていきはしないか。
先に触れたように、婚約報道後のツイッターを含めたSNS上では、諸手を挙げておめでとうという声は少ない。佳子さんの姉に寄り添い過ぎる姿勢や、皇族としては珍しいキッパリとしたメディア批判が、SNSの住人たちにはお気に召さないのだろうか。
秋篠宮の苦悩はまだまだ続きそうである。