フォロワーは7万人、発言は記者会見と一緒
情報収集より情報発信のほうがネットの活用度は高いですね。「そのまんま日記」というブログは2001年からスタートして、今でも2日に一度のペースで更新しています。
ソフトバンクの孫正義社長のススメでこの2月からツイッターも始めました。ツイッターについては水道橋博士からレクチャーを受けていて、いちおう認識していました。ただし自分がやるには及ばず、と。
しかし、孫さんにiPhoneを持ってこられて「やってみませんか」と言われたら、無下には断れない。ソフトバンクさんには宮崎キャンプでお世話になっていますから(笑)。
お付き合いで始めてみたら、これが広がりのある媒体というか、今の社会を反映するようなアップツーデートなメディアで驚きました。孫さんから「視界が変わる、世界が変わる、社会が変わる」と言われていましたが、本当に目からウロコでした。
最初は王様の耳はロバの耳じゃないけど、誰にも見聞きされないで自分の本音が言えるのがツイッターだと思っていたんです。でも大いなる勘違い。初投稿であっという間に数万のフォロワー(申請・登録して定期的に投稿をフォローしている人)がついた。今フォロワーは7万人を超えています。フォロワーになっていなくても、見ようと思えば誰でも見られる。要するにツイート(呟き)じゃない。オフィシャルコメントなんですね。だから自分の哲学とか理念とか、思想、信条はちょっと脇に置いて、問題視されないような発言をツイッターでは心掛けている。記者会見と一緒ですよ。
「普天間問題をどう思いますか?」とか「永住外国人参政権についてどう思いますか?」といったセンシティブな質問もくる。でも140字の限られた文字数で賛成、反対を言うのは誤解を招く恐れがある。だから「ブログに書きます」とか「答弁しますから、議会のHPを見てください」と返答するようにしています。