困ったこと、わからないことを抱えた部下が質問してきたとき、すぐに答えを与えてしまってはいないだろうか。それは、部下、そして組織の成長の芽を摘むことになりかねない。

直属の部下があなたに助けを求めてくる。その部下の指揮しているウェブベースの新しい製品ラインの発表が予定に間に合いそうにないとのこと。すべてのプロトタイプをつくり、ベータテストを終えたのに、IT担当副社長から最終的なゴーサインをなかなかもらえないらしい。上司として、あなたはどうすればよいのか。

部下の問題に答えを与える、というやり方は、最も効率的かもしれないが、長期的に見れば高くつく。つまり、あなたは部下の成長を阻み、新しい強烈なアイデアが生まれる可能性を閉ざし、不必要な重荷を背負うことになる。