スーパーマーケットのなかでも業績好調なアークス、ヤオコーの2社。筆者は両社を視察した結果から、両社における店舗経営の方向性は逆だが、狙いどころは同じであると説く。
アークスグループの「八ケ岳連峰経営」とは
昨年末から今年年初にかけて、日本を代表する2つのスーパーマーケットの本社を訪問した。一つは、北海道札幌市のアークスグループ。もう一つは埼玉県川越市のヤオコー。アークスの横山清社長は新日本スーパーマーケット協会の会長。ヤオコーの川野幸夫会長は日本スーパーマーケット協会の会長。両氏ともに、業界のカリスマ的リーダーである。
それぞれ、トップ2人の話を伺い、基幹店を見学し店長の話を伺うという充実した視察だった。今回は、その視察のレポートというには短すぎるが、わが国のスーパーマーケットの元気の源について感じたところを書きたい。
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