見たい動画が明確でないなら、トップページにある「おすすめ動画」や、興味をもったカテゴリーから探してもいい。また、企業などが「チャンネル」をもっている場合もあるので、そこから探すのもいいだろう。
「映画配給会社のように自社チャンネルで話題作の一部を公開したり、円谷プロの『ウルトラチャンネル』など、プレジデント世代には懐かしい映像を公開しているものもあります。もちろんそのまま視聴してもいいのですが、使いやすくするためにはアカウントをつくることをお勧めします。そうすれば、自分のお気に入り動画をコレクションすることもできるし、興味のある投稿者を登録しておけば、そこに新たなコンテンツが追加されたときにメールなどで知らせてもらえます」
視聴だけでは飽き足らなくなったら、動画を投稿してみるのもいいだろう。ビデオカメラがなくても、デジカメの動画機能やアイフォンのカメラ機能を使えば、動画編集ソフトも不要で、手軽に動画を作成できる。
「作品性の高いものをつくる場合は別として、手軽に撮ってすぐ投稿できるのがユーチューブの面白さ。そこを理解すると楽しめますよ」
アップロードの仕方も、非公開、一部公開、公開の区別があるので、目的に応じて使い分けてみよう。グループ旅行や友人とのスポーツなど、仲間だけに見せたい動画なら、一部公開の機能が便利だ。制限を設けずに公開する場合は、動画の内容に「個人が特定される情報が含まれていないか」「著作権を侵害していないか」の2点に注意してほしい。
「他人の顔が映っているだけでトラブルになることは少ないですが、住んでいる場所など個人情報が特定できる内容はやめたほうがいい」
ちょっとしたコツと配慮を頭に入れれば、動画サイトは堪能できる機能が満載だ。