北欧型社会を目指すなら、政府・地方政府の信頼改善が大前提

政権が変わったとしても政府は連続性を持った存在と考えられますから、北欧型社会を目指すのであれば、まずは透明性改善と不正防止等の措置を徹底して、政府、地方政府の信頼改善が大前提となるのではないでしょうか。

西田亮介『17歳からの民主主義とメディアの授業 ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』(日本実業出版社)
西田亮介『17歳からの民主主義とメディアの授業 ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください』(日本実業出版社)

税率が高い、すなわち政府の裁量が広いと経済的自由度が下がることが気になるなら、税率が低くて福祉が充実した国はないのでしょうか?

残念ながら、かなり難しい。みんなそうあってほしいとは思うんですけどね(笑)。

あえて言えば産油国などでしょうか。オイルマネーで潤っている国は、経済的にも豊かなのに、税率は低くて、福祉も充実していることがあります。

ただし極めて例外的で、われわれの社会の将来像としては参考にならないかもしれません。しかも今後、世界的な脱炭素の流れが進んだり、化石燃料が枯渇したりすると、産油国を巡る状況もかなり変化せざるを得ないのではないでしょうか。

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