広報・PR

会社の看板として活躍できるのは「派手顔」

自社の価値を社内外に向けて発信するのが広報・PRの仕事。言わずもがなですが、そのコアとなるのはコミュニケーション力です。

その意味で、広報担当者に向いているのは、いわゆる「派手顔」です。相貌心理学では「レアジッサン」と言いますが、輪郭に対して目も鼻も口も大きいタイプです。

相貌心理学では、目や鼻や口などのパーツは「(外への)窓口」と考えます。

目、鼻、口は外への“窓口”
イラストレーション=髙栁浩太郎

目は情報をキャッチする窓口で、鼻はコミュニケーションの指向性を表す窓口です。口はエネルギーの出入り口です。

そのすべてがダイナミックに開放されているレアジッサンの人は、コミュニケーションが非常にアクティブで、まさに「社交的」という言葉がぴったり。外部との接触を面倒臭がらないため、SNSなどでのこまめな情報発信も得意です。

また、すべての窓口が開放されているということは、入ってきた情報への反応も早いということになります。事故や不祥事などのトラブルが発生したときに、ダメージを最小限に抑えるのも広報の仕事。そんな局面でも、臨機応変に対策を立てることができます。

なお、レアジッサンは、じつは女性に多い顔立ちです(男性の場合は「コンソントレ」といって、輪郭に対して顔のパーツが中央に集中していく顔が多くなります)。広報担当者に華やかな顔立ちの女性が多いと言われるのは、じつは理にかなっているのです。

社外プレゼンが得意なのは「額の三分割」

前述のように、表舞台に立って対外的なコミュニケーションを一手に引き受けるのが得意な広報担当者もいる一方で、裏方として広報誌やレポートをしっかり作り込んで、会社の魅力を発信するのが得意な広報担当者もいます。

後者の場合、ポイントになるのは、論理的思考力を示す「額の三分割」。横顔を見たときに、眉の真上から髪のはえぎわまでが、凸→凹→凸という具合に盛り上がったり、へこんだりしている額のことです。

このような額の持ち主は、ロジカルなプレゼンテーション力に優れているため、誰が読んでもわかりやすく、納得性の高い資料を作成することができます。

また、何かと「炎上」が問題になる今の時代、発信すべき情報とそうでない情報を的確に区別するスキルも求められるでしょう。目が奥に引っ込んで見える、いわゆる「奥目」の人は、情報を精査する欲求が高い人です。

さらに、「奥目」に加えて、重要なものを見極めることができるという意味で、「左右の目の高さに大きな非対称がない」ことがポイントになります。