組み立て方一つでミスコミュニケーションは防げる
あるクライアント企業の担当者に、自社サービスの提案を持ち込んだ再訪の場面を想定します。
Step1 「先日、スライド資料で、弊社の案内をさせていただきました」
Step2 「本日は、その資料にありますサービスプランについて、契約のご判断ができるような内容をお話しさせていただきたく思っているのですが、よろしいでしょうか?」
Step3 「弊社のA~Cの3つのプランのうち、御社に最適なBのプランについて詳しく説明してまいります」
Step2 「本日は、その資料にありますサービスプランについて、契約のご判断ができるような内容をお話しさせていただきたく思っているのですが、よろしいでしょうか?」
Step3 「弊社のA~Cの3つのプランのうち、御社に最適なBのプランについて詳しく説明してまいります」
ポイントとしては、Step1,2は、一言二言でさっと済ませることです。
共有する前提の説明が長くなりすぎると、相手は「で、結局、何が言いたいの?」となってしまうからです。「基盤化」は手短に行うことが重要です。
そのためにも、相手と共有すべき前提を一言二言で伝える準備をしておく必要があります。共有すべき前提は自分が当たり前だと思っている中にあります。
だからこそ、「この情報がもしかしたら欠けているかも」と相手の知識や状況に想像を働かせることが何よりも大事なのです。
重要なことなので繰り返しますが、あらゆるシチュエーションで必ず「結論ファースト」がベストになるわけではありません。そのため、結論から話してもなかなか上手く行かないと思った場合は、結論を伝えることばかり考えるのではなく、まずは「基盤化」をしっかり行ってみてください。
そうすれば、自分の伝えたいことが相手にしっかり伝わり、ミスコミュニケーションを激減させることができるはずです。ぜひ、この話の組み立て方を試してみてください。