今までの仕事の延長線上にしがみつくと道は断たれる

実る人会社での強みが役立たないことを知る
枯れる人視野が狭い

人手不足が叫ばれるご時世でも、実際に50代以降で常に採用募集がある職種は、

・清掃(特にホールの皿洗い)
・警備(特に深夜)
・ドライバー(特に夜間)

と言われていますが、いずれも体力、気力が必要な仕事ばかりです。

実装の洗浄が付いているオフィスの女性
写真=iStock.com/RicardoImagen
※写真はイメージです

「次の仕事を紹介してもらえませんか?」とたまに相談を受けます。極力、お役に立てるよう丁寧に知恵をしぼってみますが、多くのケースがアカン勘違いをしています。

ひとつは「こんな役職をこなしてきました、こんな企画に関わっていました」と山ほど列記してあるケース。もうひとつが「業務ソフト、汎用はんようソフトをかなり使いこなしています」という触れ込み。

自分が「強み」と思っていたスキルでは、ステップを上げる引き合いはほとんどないと考えた方がいいです。

以前に大企業の元経理部長が、「中小企業でもいいので財務部の責任者のあてはありませんか?」と相談にきました。会計士、税理士の資格を持っていれば引きも強いでしょうが、50歳過ぎてから「経理に詳しいレベル」ではほとんど口はありません。

今までやり続けていた仕事の延長線上だけにしがみつくと道は断たれます。

【関連記事】
頭のいい人はそう答えない…「頭の悪い人」が会話の最初の5秒によく使う話し方
「どんな人なのかが一発でわかる」銀座のママが初対面で必ず確認する"身体の部位"
「お宅は年収、どのくらいあるの?」無礼な質問を一発で黙らせる"銀座ママのひと言"
「仕事やお金を失ってもやめられない」性欲の強さと関係なく発症する"セックス依存症"の怖さ
「ほぼ100%の人が目を覚ます」タクシー運転手が酔った客を起こすときに使う"奥の手"