今までの仕事の延長線上にしがみつくと道は断たれる
実る人=会社での強みが役立たないことを知る
枯れる人=視野が狭い
枯れる人=視野が狭い
人手不足が叫ばれるご時世でも、実際に50代以降で常に採用募集がある職種は、
・清掃(特にホールの皿洗い)
・警備(特に深夜)
・ドライバー(特に夜間)
と言われていますが、いずれも体力、気力が必要な仕事ばかりです。
「次の仕事を紹介してもらえませんか?」とたまに相談を受けます。極力、お役に立てるよう丁寧に知恵をしぼってみますが、多くのケースがアカン勘違いをしています。
ひとつは「こんな役職をこなしてきました、こんな企画に関わっていました」と山ほど列記してあるケース。もうひとつが「業務ソフト、汎用ソフトをかなり使いこなしています」という触れ込み。
自分が「強み」と思っていたスキルでは、ステップを上げる引き合いはほとんどないと考えた方がいいです。
以前に大企業の元経理部長が、「中小企業でもいいので財務部の責任者のあてはありませんか?」と相談にきました。会計士、税理士の資格を持っていれば引きも強いでしょうが、50歳過ぎてから「経理に詳しいレベル」ではほとんど口はありません。
今までやり続けていた仕事の延長線上だけにしがみつくと道は断たれます。