「サザエさん」磯野波平は54歳、では自分は?

実る人年相応の魅力を理解する
枯れる人イタイ若づくりに走る

気がつけば思春期からずっと求めてやまないことがあります。

それは男ならカッコよくて、女性にモテることです。

女性だっていつまでも若くてキレイで、男性から熱い視線を寄せてもらいたい願望があるはずです。

この感情は老人になっても大切なことですが、残念ながら50歳くらいになると大きくモデルチェンジを強いられてしまうのです。

・顔のシャープな線が崩れてくる
・姿勢が悪くなり、体形が変わってくる
・動きが俊敏でなくなる

どれも自然の法則であらがいきれません。

・飲み屋で女性にモテようとしても、彼女の本音は「対象外」
・写真を撮るときに気取ってみても老けて写る
・性的エネルギーも落ちてくる

この「初老」の現実も受け止めていないと実にみじめな気分を味わうことになります。あの人気漫画「サザエさん」の磯野波平さんも設定では54歳だそうで、昭和のお父さんのイメージはあんな感じということです。

腰痛、緊張した背中、滑ったディスク、医療抽象的な概念
写真=iStock.com/metamorworks
※写真はイメージです

一度、この冷徹な現実を踏まえてから、相応の体づくりやモテる術を仕切り直す必要がある年頃なのです。