老親の介護と就労の両立を甘く見るとどうなるのか。ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんは「親の介護は親の年金や預貯金で負担するのが基本ですが、子供が持ち出しするケースもある。都内在住の50代(当時)のメーカー管理職の男性は東北地方に住む老親のために10年間も“遠距離介護”。自営業で年金が月計10万円の両親が賄いきれない介護費用を負担しました。その総額は少なくても900万円以上に達し、老後破綻の危機です」という――。
「親の老後の面倒は自分が」親孝行な息子・娘を襲う自分の老後崩壊
今や要介護の原因の第1位でもある「認知症」。“なったら怖い病気”のランキングでも、がんや脳卒中、心筋梗塞に次いで挙げる人も多く、とくに女性は不安に感じているようだ。
そして、現役世代の子ども世代にとっても、もしも、親が認知症になった場合にどうなるのか、どうしたら良いか、施設や在宅で介護する場合、どれくらいの費用がかかるのかなど、気になることは多々ある。
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