姑にも「オチのない話」をしてあげよう
「オチのない話」ができる男性はモテる。「オチのない話」をしてくれる子はかわいい。母親の電話は用件だけで切るっていう男子、たまには、「今日、コロッケを食べたんだ。近くに揚げ物売ってる肉屋があって」くらい言ってみて。「あなた、好きだったものね」とか「肉屋のコロッケ、美味しいものね」なんて、返ってくるはず。
要件だけで済んだ会話は、対話とは言わない。こういうなんでもない、生産性のない会話があってこそ、母親は息子と対話したと感じるのである。
娘はたいてい自然にそれをしている。ただ、嫁は、姑にそれをする回数が少ないのでは?
うちのおよめちゃんも、最初のうちは言葉少なで、「オチのない話」なんてしてくれなかった。最初にそれをしてくれたときの嬉しさが忘れられない。「帰りに、かき氷食べたんだ」とか、そんなたわいのない話だったけど、「ひゃ〜、うちにも娘ができたんだ!」と実感して。我が家の息子も、けっこう自分の話をしてくれるが、かき氷くらいじゃ口にしてくれない。娘(うちの場合はおよめちゃん)、可愛すぎる。