欲しいものリストを作って、衝動買いをセーブする
ソニア・リキエルの折りたたみ傘、カシミアのセーター、丈65センチのコート、真珠のピアス(18金でチャームが揺れるタイプ)……。
これはわたしがスケジュール帳のメモページに書いている「欲しいものリスト」です。買いたいものを衝動買いしないように、いったんリストに書き入れることで冷静に考えられます。
ファッションも大好きで、ヴィンテージの北欧家具や雑貨にも興味があるので、インテリア雑誌、WEBページを見ていても、「あ、これ欲しい!」と物欲がむくむくとふくらみます。さすがに買いたいものをすべて買っていたら、たとえ予備費があっても、お金がなくなってしまうでしょう。
そこで、欲しいものに出会ったときは、スケジュール帳を開いて、さっそくメモ。ブランドや品番、色や素材などをできるだけ細かく書いておいて、あとはメルカリやヤフオクで出品されていないかチェックします。
たとえ、イメージにぴったりのものがメルカリで見つかっても、すぐに買いません。まずは「いいね」をチェックしておき、少し日にちを置いてから、まだ欲しかったら、もう一度ページを見ます。
わたしの欲しいものリストには、買ったものには「✓」を入れ、時間がたっていらないなと思ったものには「×」をそれぞれ冒頭につけます。その後、どこでいくらで買ったのかをメモしておき、これからのショッピングの目安にします。
たまの贅沢は予備費から
ふだんはシンプルに、質素に暮らしている分、使うときは私なりに思いきって使います。服は生活費で買いますが、たまに買う素敵なバッグやピアスは予備費から使います。
ここ数年愛用している基礎化粧品の「箸方化粧品」も、送料無料になる8千円分以上をまとめて買うので、ふだんの生活費で予算オーバーになることも。そのときは予備費から出します。お中元お歳暮、妹や母、叔母、親友の誕生日などには、鉢植えのお花やコスメ用品をプレゼントしたり、慶忌費も、予備費を使っています。
また、年に数回の一泊旅行や日帰り小旅行、何年かに一度の海外旅行も、予備費から予算を組んだので、贅沢ではなくても楽しい旅が楽しめました。旅先ではおいしいものを食べ、想い出になる自分へのご褒美も買います。
4年前にパリに旅したときは、ひとめ惚れしたクッションカバーを買いました。いまもソファに置いていて、パリの街並みを思い出し、高かったけれど買ってよかったと思っています。
本当に欲しいものにお金を使うと、満足度が高い。