全然ほめてくれないなら「お皿洗い完了です! ほめてください!」

【夫婦の話し方の○と×】その2
×「ほめてくれない」と不満をためる
○「ほめて!」と無邪気にアピールする

前項では、恩着せがましく「してあげた」と思わないことが大事と言いましたが、相手のために何かしたら「ほめてもらいたい」と思うのが人情です。

それでも、相手は「やってくれて当然」と思ったり、そのことに気づかなかったりして、全然ほめてくれない。それではストレスがたまるし、イライラしますよね。

そんなときは、「これだけやったのだからほめてほしい!」という気持ちをハッキリ表現するべき。ポイントはストレートにぬけぬけとアピールすることです。

その時、「洗濯物、取り込んだよ」「お皿、洗っておいたよ」と、やったことだけをアピールするのでは不十分です。単なる報告だと「うん、わかった」と言われて終わってしまうのがオチです。なんなら、「じゃあ、次はこれね」なんて言われてしまうことも。

目的は「ほめてもらうこと」なのですから、

「洗濯物取り込んでおきました! すごくないですか?」
「お皿洗い完了です! ほめてください!」

とアピールします。

「自分からアピールするのはプライドが許さない」「あくまで自主的にほめてほしい」と思うかもしれません。気持ちはよくわかります。

でも、ひと言足すだけで「わ、ありがとう!」「ひゃー、助かる!」などと言ってもらえるなら、もうけものだと思いませんか?