「会話」を変えて、上司ならではの悩みを解決

第2位は、『できる上司は会話が9割』でした。

林健太郎『できる上司は会話が9割』(三笠書房)
林健太郎『できる上司は会話が9割』(三笠書房)

「上司」の悩みは尽きません。部下が自分の頭で考えずに丸投げしてくる、部下をほめて育てているのに効果がない、部下が目標達成に積極的にならない……など、その多くは部下に関するものでしょう。本書ではそんな「上司」の悩みにそっと寄り添いながら、部下との「会話」を通して悩みを解決する方法が提示されます。

例えば、自分の頭で考えず「無理です!」「どうしたらいいかわかりません!」と、いとも簡単に諦めてしまう部下に対しては、「復唱」と「合いの手」のテクニックが効果的。具体的には、部下に「もう無理です」と言われたら「もう無理なんだね」と復唱します。次の言葉が出ないなら「それについて、もうちょっと詳しく教えてもらえる?」「それで?」と合いの手を入れましょう。すると部下は、解決策を与えてくれないあなたに代わって、自分で考えるようになるはず。

本書で紹介されるのは、どれも「あるある」な悩みへの解決策ばかり。悩める上司に救いの手を差し伸べてくれる一冊となっています。

1000人以上の話し方を変えた「世界最高」のメソッド

第3位には、『世界最高の話し方』がランクインしました。

岡本純子『世界最高の話し方』(東洋経済新報社)
岡本純子『世界最高の話し方』(東洋経済新報社)

オンラインコミュニケーションの機会が増え、話し方への注目が高まっています。さまざまな書籍が書店に並ぶなか、本書の特徴は、1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた、「伝説の家庭教師」流のメソッドが紹介されていることです。

「エリートのためのメソッドなら、自分には無関係だ」と誤解する方もいるかもしれません。ですが本書は、雑談・会話に始まり、説明や説得、プレゼン、魅せ方など、普段の業務ではもちろん、プライベートでも使えるルールをたっぷり紹介してくれています。

ユニークな情報が多く含まれているのもポイントです。例えば「聴衆を魅了する超一流のプレゼンのルール」という章では、プレゼンの組み立て方にとどまらず、話す前の心がけや声の出し方といった、プレゼンをうまく進めるコツについても解説されます。きっと、「もっと早く知りたかった!」と感じるでしょう。

本書には、今まで誰からも教わったことのない、かつライバルに差をつけられるようなメソッドがそろっています。本書を片手に、自分の「話し方」をアップデートしてみませんか。