10分に一度天井を見て身体の硬直を回避する
会社のオフィスと異なり、周囲に誰もいない環境で仕事をしていると、ついつい時間を忘れ、長時間パソコンのキーボードを叩き続けているということにもなりがちです。人体は同じ姿勢でいると、血流が低下し筋肉も硬くなりやすく、体温も低下しやすいです。
これを回避する方法は、イスでも床でもどこに座っていても、姿勢を整えることを30分に一度でいいので意識することです。たとえば、10分に一度天井を見るようにして、頭の位置を整えるのです。
首を右や左に回すのも有効です。頭は前に出やすいので、いかに後ろ(背中と後頭部を一直線にした位置)にしておけるか、意識すること。
集中していると時間を忘れてしまう、ということであれば、スマートフォンのアラームを活用してもいいと思います。ちょっとした工夫で、忘れずにストレッチをすることでひどい状況にならずに済むのです。
どうしても姿勢が悪くなりがちな人は、「ひとつの姿勢を長時間続けない」ということだけでも意識しておくことです。自分の姿勢のクセを知り、その逆の動きを取り入れることで、身体をリセットさせるよう心がけます。
ほとんどの人が前に丸まるように猫背になるため、伸ばしたり上を向いたりすることが、最もシンプルな姿勢の戻し方です。トイレに行くたびに、なにかひとつ運動をしてみるのもいいでしょう。