新型コロナウイルスの感染拡大を機に、住宅ローンの滞納や返済方法についての相談が増えている。そのなかには、夫婦連名で借り入れを行う“ペアローン”を組んだために、想定外の破綻に追い込まれるケースもある。週刊SPA!編集部のリポートを紹介しよう――。

※本稿は、榊淳司『激震!「コロナと不動産」 価値が出るエリア、半額になる物件』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。

明かりのついていない高級なダイニングキッチン
写真=iStock.com/Artem Perevozchikov
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非正規雇用者が減ったことで“ある事象”が起こっている

新型コロナで停滞していた経済活動が元通りになるには、まだ時間がかかりそうだ。感染が拡大して以降、職を失ったままの人は今も少なくない。