「また会いたい」から始まる黄金サイクル
この2つの満たす話し方を意識するだけで、図表1のような好循環を生み出すことができます。
「また会いたい」と思われ(=関係性をつくり)、あなたを相談相手として選んでもらい(=関係性を深め)、さらに他の人を紹介してもらう(=関係性を広げる)。そんな黄金サイクルが回り、「また会いたい」と思われる関係性がさらに強化されていきます。聞き手から「また会いたい」と思われるだけでなく、さらに味方を増やすこともできるのです。
「○○といえば、□□さん」と言われるようになる
ポイントは、関係性が生まれたら、その関係性を深めてから広げることです。深める前に広げるのではありません。関係性は深めてからでないと、広がりにくいのです。表面的な関係性を広げても、さらなる「また会いたい」には結びつかないのです。
この黄金サイクルができた結果として、「○○といえば、□□さん」ができあがります。○○にはテーマや分野が入り、□□には「あなたの名前」が入ります。
別の言い方をすると、これはあなたが「ブランド」になったということでもあります。「また会いたい」と思われる話し方を身につけることは、あなたをブランドにすることでもあるのです。
それは、ビジネスパーソンとして生存競争を生き抜くための武器であり、あなたの本来の価値を100%伝えるための技術でもあります。話し方さえ変えれば、あなたを取り巻く世界がどんどん変わっていくのです。