ネットにあふれる、むき出しのヘイトとどう闘うべきか
母親と手を繋ぎ歩いていた10歳くらいの男の子がパッと母親の手をはらい、両耳を塞いだ。連休真っただ中の2020年9月20日、JR川崎駅前は日の丸を掲げ、ヘイトスピーチを繰り返すレイシスト集団、その声をかき消そうとするカウンターデモの参加者、さらにその周りを囲む警察官達で騒然としていた。
川崎市は、全国で初めてヘイトスピーチへの罰則付きの条例が20年7月に施行されたばかりだ。この条例はヘイトと闘ってきた人々にとって大きな「希望の一歩」であった。その一方でヘイトデモやオンラインでのヘイトスピーチは止むことがない。
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