在宅勤務で「集中できる環境」を整えるポイント

最後にご紹介したいのが、第13位『在宅HACKS!』。

小山龍介『在宅HACKS!』(東洋経済新報社)
小山龍介『在宅HACKS!』(東洋経済新報社)

新型コロナウイルスの感染拡大により、在宅勤務の機会が増えた方は多いでしょう。ではあなたは、在宅勤務の日、オフィス勤務と同等のパフォーマンスが出せているでしょうか? もし答えが“NO”なら、本書をチェックしてみてください。

本書では、「着替えでオン・オフを切り替える」「ポモドーロ・テクニックで集中力を高める」「レコーディング仕事術でフロー状態に入る」などといったすぐに取り入れられるハックから、「二酸化炭素濃度を管理する」「水槽や観葉植物を置いて『ゆらぎ』を作り出す」などの環境整備ハック、「在宅勤務で電話連絡はNG」などといったチームで働く上で気をつけたいポイントまで、あらゆる「在宅HACKS」が紹介されています。

この先、いつまで在宅勤務が続くかはわかりません。この機会に、在宅勤務を基本とした勤務形態に移行する会社もあるでしょう。そんな今、できるだけ早く自分が集中できる環境を整えて成果を上げたいなら、本書をおすすめします。

今月は、仕事術から子育て、文章の書き方まで、幅広いジャンルの本がランクイン。その他、先月第2位だった『超雑談力』(五百田達成著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)が今月第5位、第14位だった『頭を「からっぽ」にするレッスン』(アンディ・プディコム著、満園真木訳、辰巳出版)が今月第20位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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