実際に効果てきめんで、Bundeszentrale für gesundheitliche Aufklärung〔ドイツの連邦行政機関で、連邦保健省(BMG)Bundesministerium für Gesundheitの一部〕の2014年/2015年の調査によれば、若者の80%が避妊、性行為や妊娠などの性的な知識を「学校の性教育で得た」と回答しています。特に男子は避妊、性行為、妊娠などについて「学校の性教育の授業で得る知識が多かった」と回答しています。
情報の“仕入れ先”がポルノやアダルトサイトだけで良いのか
日本では「性行為は家庭を持つまで避けるべき」という考えを示したり、若者の現実を直視せずに「ちょうちょ」の話を堂々とする山谷えり子議員のような意見が一部でまだまだ幅をきかせているので性教育に大幅な進展がみられるのはだいぶ先になるのではないでしょうか。
でも「かわいいわが子」が「学校の性教育で『起こされる』」のと、正確な知識がないまま「悪い男(女)に起こされる」のとどちらが良いと思いますか。