毎日30分のスマホ時間があれば、トレーニングを始められる

毎日30分のダラダラスマホで、これだけのものを失っている
画像=『あなたの才能を引き出すレッスン』
毎日30分のダラダラスマホで、これだけのものを失っている

一日30分、のんべんだらりとスマホのスクリーンを眺めている時間を使えば、HIIT(高強度インターバルトレーニング)を始めて、ものの数カ月で運動レベルを「十人並み」から「ツワモノ」に上げられるかもしれません。

必要のない、くっだらないことをインターネットで閲覧している1時間を使えば、自分の回顧録を少しずつ書き進められるはずです。1年後には、たたき台となる初稿が出来上がるでしょう。

毎晩、つまらないテレビ番組に費やしている2時間を使えば、代わりに外国語を学んだり、取りたいと思っている学位のために勉強したり、あなたにとって本当に大切な人間関係に取り組んだりすることができるはずです。

読者のみなさんの中からこんな声も聞こえてきます。

「マリー、いいたいことはわかる。けど一日2時間を見つけるのはどう見ても無理」

いいですか、ここで30分、あそこで15分、と見つけていけば2時間なんてすぐです。

「自分はそんな無駄な時間を費やしていない」という方は、試しに1週間の自分の行動とそれに使った時間をすべて(一切の粉飾なく! これが大事)書き留めてみることをお勧めします。驚くべき、そして恐ろしい結果が出てくることをお約束しましょう。

時間浪費の元凶をやっつけるための作戦はまだあります。こういう変化を永続させる必要はありません。あなたの仕事や生活の状況によっては、できないこともあるかもしれません。

しかし、全部は無理でも、数個だけでも1カ月間試すことを強くお勧めします。30日間やってみましょう。私が提案したことを出発点にして、自分で考え出したことを試してください。