人工甘味料は実は2型糖尿病と体重増加の原因となり、代謝を低下させ、空腹感を増し、腸内細菌叢を肥満や2型糖尿病を促進するように変えてしまうことがわかっているが、ADA、糖尿病専門医、登録栄養士は今でもまだ人工甘味料を推奨している。そう、人工甘味料はあなたを太らせて糖尿病にするのだ!

「太る原因」はたったふたつ

マーク・ハイマン著、金森重樹監訳『アメリカの名医が教える内臓脂肪が落ちる究極の食事』(SBクリエイティブ)
マーク・ハイマン著、金森重樹監訳『アメリカの名医が教える内臓脂肪が落ちる究極の食事』(SBクリエイティブ)

現在、脂質が体重増加と心臓病の根本原因であることを示すエビデンスはなくなり、本当の原因である炭水化物と糖質に批判的な光を当てるエビデンスが増えつつある。低脂質の時代は終焉に近づき、アメリカ政府の方針でさえ変わろうとしている。

2015年の「食生活指針」は、脂質の削減に関する見解をやわらげ、食事性コレステロール摂取の制限を正式に勧告から除いた。卵はふたたび食卓に戻り、専門職団体は見解を撤回した。

米国心臓協会と米国心臓病協会でさえ、低脂肪をすすめる声明を取り下げ、食事性コレステロールへの懸念はすべて忘れるように提言した。彼らはまだ飽和脂肪酸に注目しているが、多くの科学者は飽和脂肪酸が危険だとされている点に疑問を抱いている。

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